「エンジニア」と銘打ったブログなのに、いまだに1つも技術関連の記事がない、ゴミエンジニアのブログです。

本を読むときは、なんらかの解決したい問題とか悩みとか気になる疑問があって、それらの解決方法が載っていそうな本を選んで読むタイプだった。つまり小説とかエッセイはほとんど読まない。特にエッセイは、その著者の個人的なことばかり書いてる印象で、そんなもん読んでどないすんねんって思いが強かったから、ほとんど読んだことがなかった。しかし、エッセイもありだなと思わせてくれたのがゲッツ板谷氏の本で、その中でも最高におもしろかったのが「板谷バカ三代」である。

そもそも本を読むようになったきっかけは、新卒で入った会社で一緒に働いていた派遣さんに本を読むことを勧められたことだ。その派遣さんが貸してくれたのが「もしドラ」と「The Goal」という本で、どっちも広く言うと、どうやって問題を解決するかということが書いてある本だ。この二冊を読んで、こうやって読書することで、問題の解決方法とかを見つけることもできるのかもしれない、もしかしたらいろんなことを知れるのかもしれない、といったことをうっすら思い、継続して読書をするようになった。
色々本を読むようになって、ふと母ちゃんが結構本を読んでいる事を思い出し、何か面白い本はないか聞いてみた。でも、母ちゃんが読むのはもっぱらエッセイと言われるジャンルで、それには当時全く興味がなかった。しばらくして、新卒で入った会社をやめた後にインドに行ったんだけど、インドから帰ってきたときに母ちゃんが読んでいた本が「インド怪人紀行」という本。俺がインドに行ったから興味を持ったのだろうか、よく見つけたものである。この本の著者がゲッツ板谷という人。
読んでみたところ、書かれてから15年以上経っていることもあるが、自分が経験したインドとは変わってしまっていると思われる部分もあった。でも、インドに行っていたことがじわじわ思い出されるような文章がたくさん書いてある。とくにガンジャの下りはほぼ今も変わらないと言える。

「インド怪人紀行」のことはまた今度書くとして話を戻すと、母ちゃんはハマると1つの著者の本を立て続けに図書館で借りてきて読みふける傾向があるのだが、ゲッツ板谷氏にハマりだして新たに借りてきた本が「板谷バカ三代」という本である。

いつものごとく、こたつに入って横になりながら(五月ながら家にはまだこたつが出ている!)本を読んでいる母ちゃんが、珍しくずっと笑いっぱなしである。「なんでそんなに笑ってるんだ?」と聞いたら、「またゲッツの本借りてきたよ。めっちゃおもろいから読んだ方がいいよ。」と言って珍しくグイグイ勧めてくる。「インド怪人紀行」がわりかし面白かったので、読んでみた。

活字でここまで笑ったのは初めてかもしれない。そのぐらい笑った。家から駅に向かうバスで読み、駅前の喫茶店で読み、場所構わず笑わせてもらった。こんなやつら本当にいるのか?と思うくらいの登場人物たち。事実は小説より奇なりとはまさにこのこと。ここでああだこうだ書くより、読んでもらった方がいい。普段本読まない人も、これは十中八九読めるはず。
表紙がめちゃポップなので、俺みたいに高尚な本ばかり読んでる頭でっかちな人は手に取る気が引けるかもしれないが、それ以上の面白さを提供してくれる。いや〜久しぶりに大笑いさせてもらいました。