試作第2回・茄子としめじの味噌汁|味噌汁屋

試作第2回目は、茄子としめじ、玉ねぎの味噌汁です。加茂なすのとろりとした食感、しめじのうまみ、玉ねぎの甘み——素材3つが重なったとき、だしと味噌がどう応えるか。シンプルな一杯に、深い発見がありました。


試作第2回|茄子・しめじ・玉ねぎの味噌汁

前回の豚汁(試作第1回)では肉のコクとだしの組み合わせを試しました。第2回は打って変わって、野菜だけのシンプルな構成にしています。素材のうまみをだしと味噌でどう引き立てるか——そのバランスを探ることが、今回の目的です。


材料(4人前)

  • 加茂なす 1/2個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • しめじ 1/2袋
  • 水 1リットル
  • 粉末だし 10g(1袋)
  • 合わせ味噌 75g

加茂なすを選んだ理由

普通の茄子とどう違うのか

加茂なすは、京都を代表する丸くふっくらとした茄子です。通常の茄子に比べて肉厚で、火を入れるととろっとやわらかくなる食感が特徴です。味噌汁に入れると汁をたっぷり吸い込み、一口ごとにうまみが口の中に広がります。

見た目の丸みも美しく、お椀の中で存在感を出してくれます。「具材がおいしそう」と思ってもらえる一杯には、こういった素材選びが大切だと感じています。

しめじ・玉ねぎとの組み合わせ

しめじはグルタミン酸を豊富に含み、だしと合わさることで旨みが倍増します。玉ねぎは加熱することで甘みが引き出され、全体をまろやかにまとめてくれます。この3つの素材は、互いのうまみを引き立て合う相性の良い組み合わせです。


だしと味噌のバランス

今回はあえてシンプルに

前回の豚汁ではだし袋・粉末だし・合わせだしの3種類を組み合わせました。今回はあえて粉末だし1袋(10g)のみ。素材のうまみをそのまま感じられるよう、だしはシンプルに絞っています。

合わせ味噌75gの理由

味噌は合わせ味噌を75g使用しました。白味噌と赤味噌をブレンドした合わせ味噌は、甘みと深みのバランスが良く、野菜の味を包み込むようにまとめてくれます。前回の白味噌40gと比べて量が増えていますが、野菜のみの構成でしっかりとしたコクを出すための調整です。


一口飲んで、感じたこと

野菜だけなのに、こんなにうまみが出るのか——素直にそう思いました。

加茂なすのとろみが汁全体にやさしいとろりとした質感を加え、しめじのうまみと玉ねぎの甘みが後から追いかけてくる。合わせ味噌の深みが全体をしっかり包んでいて、飲み終わったあとも余韻が残ります。

前回の豚汁と比べると、より「野菜の力」を感じる一杯です。肉なしでもこれだけの満足感が出せるのは、素材選びとだし・味噌のバランスがうまくはまった証拠だと思っています。


まとめ

試作第2回・加茂なすとしめじ、玉ねぎの味噌汁は、素材のうまみを活かしたシンプルな一杯に仕上がりました。豚汁(第1回)との比較を通じて、だしの量と味噌の種類・量がいかに味を変えるかを改めて実感しています。

試作はまだまだ続きます。次の一杯もお楽しみに。


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